びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

県立病院の分娩料値上げには反対。二つの意見書採択・・衛生委員会

8日、衛生委員会の質疑が続いた。
 私は医師不足で党議員団が当局と共同で住民集会を開催し、4医師に着任が決まった信濃町信越病院についてふれた。
 住民が病院の医師不足や運営状況などを情報を公開されながら、自らの力で医師の紹介が始まったこと。事務長さんは町民から紹介された70人もの医師との懇談を行い4人確保にこぎつけたと言う例も紹介し、県としての情報の提供と、自治体立などの病院などの集会には積極的に住民へも県のデータや今後充実されるドクターバンクからのバックアップも要望し充実するよう提案。
 
 また県立病院の経営難が取りざたされているが、ジェネリック医薬品の活用状況や、その他の医療材料費を下げる努力を図るべきであると、かつての自分の勤めた民間病院の経験なども交えて提案。県立病院のジェネリック医薬品の変更状況は、18年度一括購入品目(下半期)2497品目中6.5%の162品目にとどまる。
 すべてが後発品でまかなえるとは思わない。以前、両小野国保病院の議会で取り上げたが、町長は「今来てもらっている○○大学の先生が「これでないとダメだ」と言われているから変更できない」ことが言われたことがあったが、いろいろな要因が阻んでいることも承知してはいる。
 診療材料費も、職員(職種)の病院を越えた交流をしながら、いいものを安く大量ロットで購入して経費削減しつつ、職員のコスト意識も高めてきたこと、数千万から一億円近くする分析装置などもいいものを同時期に更新することで安価になったことなどを紹介しつつ提案させていただいた。県立病院の経営難による独立行政法人化や指定管理者制度への移行をほのめかす質問も出されているが、私は県立病院が救急やへき地医療など不採算な分野の診療に県税を投入しても県民の医療を守るべきで、独法化や指定管理者、あるいは民営化によって切り捨てられることのデメリットの方が県民理解が得られないことをいいたかったのだ。
 質疑が終わり、採決になった。そこで県立病院の分娩料の値上げ問題になった。賛成派は少子化対策を衛生部としても行うことを提起しつつも、産科医師の過重な勤務実態の軽減を図り、安心、安全な出産環境をつくることをなど技術評価すべきである」旨の討論を行った。しかし私は「産科医師、助産師の労働環境の深刻なことは(私の一般質問でも勤務医の大変さを指摘したところ)承知しているが、分娩料の値上げ分345万円がそのまま産科医や助産師の待遇改善に盛られるということは衛生部内では論議もされていないことが明らかになっている。もしこれの改善を言うのなら県立病院の産科医・助産師などのスタッフの給与や手当てを上げることの条例改正(これは他科の医師などのスタッフ間の理解が得られ難いはず)の提案が先ではないか、むしろ先ほど取り上げた、後発医薬品の活用などの経費節減など取り組む余地はまだある」と反対討論とした。何かとってつけたような賛成討論に釈然としなかった。結局賛成5反対3で可決されてしまったが。
 請願陳情の採択では、ウイルス肝炎対策の推進を求める意見書、乳幼児医療費無料化制度の創設を求める意見書が採択され、12日の本会議に委員会発議で提案されることになった。これは良かった!。