びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

井の中の蛙・・・

11日、国民投票法案の強行採決が参院特別委員会で行なわれ、与党の賛成で採決されてしまった。民主党は中央公聴会抜きの採決は反対といっておきながら、自民・民主間の筆頭理事者間の密室の談合によって採決日程を合意したと聞く。民主党の責任は重大である。

12日、地域の戦没者追悼式があり、出席できなかったのでメッセージを送らせていただいた。
 現行憲法は先の大戦でのおびただしい数の犠牲者の「遺言状」であること。これを守らずして戦争反対はありえない。戦没者を慰めることはかなわないことを伝えたかった。
 先の大戦での世界で3000万人、日本で300万人という犠牲者を出し、また長野県は満州へ「国策」・「県の方針」として3万人以上送り出し、半分も戻ってこれなかった。二度と戦争を起こさない。武器を持たないと決めておきながら、この間の国の為政者たちは「解釈」として再軍備し、海外まで自衛隊を「派遣」するまでになっている。世界は非同盟中立の流れになっているときに、ひたすら「同盟国」=米国の要求に従い、米国のひきおこしている戦争に「参戦」させる道をひらこうとしている。
 「井の中の蛙、大海を知らず」とあるが、これほど米国べったりで世界の流れに逆らっている日本。そういえば変温動物の蛙は水に棲むが、この水の温度を徐々に上げていくとやがて死ぬまでこの温水の中に浸かっている。とはかつて学生時代に国家機密法(だったか)の学習会でたとえとしての話を聞いたことが思い出されるが、「解釈」として「自衛隊」をつくり徐々に軍備を増強し、今や年間5兆円もの軍事費を費やすまでになった軍事大国の日本。
米軍の移転に3兆円もの国費を上納し、その一方で生活保護水準以下の収入で生活せざるを得ない国民が急増している。社会保障の度重なる改悪など国民を守らない政治は「変える」ことが最重要であるが、私たちは蛙ではない。