びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

木曾漆器祭り40周年記念植樹祭へ

 19日、朝宣伝を鈴木あき子市議と行い、午前中は木曾漆器組合主催で奈良井ダム上流で行なわれた上記の植樹祭へ出席させていただき、約300本の漆の木を植えた。
 漆にはかぶれたことはないが、本漆ということもあり、慎重に二人一組で行なった。約2時間で植え、心配された天候はそれほど悪化せず昼は野外で昼食になった。1000メートルの高地に植樹された漆の木から漆の採れるようになるのには10年から15年かかるという。
 私は挨拶で、木曾地域に古くから産業として栄えたが、生活様式が変わり頻繁に利用されなくなってきてしまっているが、今、環境問題が重視されているときに、漆器は材料の木材や漆も国内調達ができるきわめてエコな製品であること。現在中国産の漆が95%ということであるそうだが、地産地消が可能となるよう漆器業の発展を祈った。
 かつて昭和33年、長崎国旗事件により、日中関係が悪化した時に、中国からの漆が入ってこなくなり、業者のみなさんは非常に困惑し、民間レベルでの交易を作ってきたそうである。以前読んだ楢川村誌には心無い政府閣僚の発言で国際関係を大切にしてきた山村に影響がもたらされたと痛烈な時の政府批判が記されている。
 このことって日本の戦争責任の問題等にあるように現在も変わっていないのではなかろうか?と思うのだが、山奥の山村ではあるのだが旧楢川村のみなさんはこうした経験からも国際感覚・政治に対する関心の高いところだといつも感じる。交流会で組合の理事長さんらとお話をしながら、今日植えた漆の木からのうるしの生産が始まる日を思った。