びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

有害図書自販機の規制条例についてシンポ

 25日、上記シンポを党市委員会・市議団主催で行った。
鈴木議員が司会と市議会の報告を行い、行政からは子ども教育課長さん、有害自販機の撤去活動をおこなってきた松村弁護士、そして高校現場の教師の小沢さんにシンポジストをお願いした。
 
有害シンポ1 

行政からは30年来有害自販機の撤去運動やってきたが、現在県下一多い設置台数という塩尻市汚名挽回し、子ども達の生活環境を良好にしていくことの説明が行われ、松村弁護士からは、条例に頼らずとも地域の住民運動と実際に仮処分など法的な措置で撤去活動がもっと行われるべきであること、やはり表現の自由への侵害について、最高裁判決でも専門家でも判断が分かれるところであり、罰則が伴うということは、有害指定の判断にはあいまいさがあっては裁けないということ、また教育に関わることを警察権力に委ねてしまってよいのかの危惧について報告された。そして高校現場の小沢さんは、今高校生などは自販機やコンビにの店頭よりもインターネットでの有害情報を手っ取り早く取り込んでいることからも、自販機の規制では意味が無い。長野県の高校生は自由な雰囲気の中で自主的な取り決めの中で育成されている。これを条例で縛ったりすると、住民の運動が衰退していってしまうことは明らかであるなど語られた。

 引き続く会場からの発言では、4人が発言し、販売機をなくすべきではあるが、条例で縛ってしまってよいのか、条例制定に否定的な意見が出された。
 私も歴代県知事が青少年保護育成条例の制定をもとめられても、毅然とこれまでの住民運動のうえに成果が現れ、条例制定してなくても、少年犯罪が特段に多い状態ではないなど、制定についてはきわめて慎重であることの報告と、私も以前に意見書に反対討論してきたように、自販機のみが問題ではなく、モラルの欠如に問題があると思う。

 条例できわめてプライベートなことを規制するのではなく、住民、保護者、学校など一体となった運動が決定的であること。そしてこの問題は氷山のほんの一角であり、もっと大問題なのはインターネットや悪質サイトなどで、警察庁も白書で掲げている、メディアリテラシーの問題であると。青少年がインターネットや携帯サイトで接する危険性は過分にあり、自販機での購入は市も報告するように、成人がほとんどであるということ。こういった情報に接したときにどうすべきかの心構えを青少年に培うべきであるなど話させていただいた。(このことはノキアという世界的な携帯電話企業をもち、携帯もネットも日本以上に発達しているフィンランドでは条例では規制しきれるものではなく、こうした情報への身の呈し方についてもっと小児期から教えてきていることなども話たかったが・・)
 会場には市民とともに、党議員以外の市会議員や区長さんも市職員もきていただき、条例制定について意見を挟むシンポになった。