びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

こうも違う!宮崎の高校再編

11月1日視察二日目。宮崎県庁を訪れ、教育委員会から宮崎県の高校再編と中高一貫校について伺う。

宮崎県庁

 宮崎県というと東国原知事だが、この日は国交省に行っていたことを後に新聞で知る。
 イーグルスのホテルカリフォルニアのレコードジャケットにそっくりだなと思える県庁には観光客のバスが・・・。

 驚いたのは、宮崎県では高校再編は平成15年から24年までを3期に分けてじっくりと時間をかけているということ!
 そしてこの中で41校あった全日制を最終的に36校、また定時制通信制はおのおの課程の変遷はあるが基本的には学校数は維持されるのである!
 しかも時間をかけていることもあり、反対の声は聞かれなかったという。
 長野県の高校再編がいかに乱暴であったかわかる。それも定時制通信制などの複雑な問題を抱える生徒が集まる学校には、廃校や統合という選択肢しか与えない長野県の現在のような状況にはないことが伺えた。驚きである。

 ただ、同時に中高一貫校の設置や、公立高校の普通化の通学区の撤廃などはすすめられてきており、この面での心配な点はあった。
 その後、その中高一貫校宮崎県立宮崎西高等学校付属中学校を視察させていただいたが、校長先生のあいさつで「ノーベル賞をとるような生徒を育てる」ことを強調されて、宮崎県内から優秀な生徒を集めて東大や京大などや、医学部への進学を増やしていると言われ、私はちょっと閉口。
 公立高校のパンフレットとして大見出しで東大・京大へ○○人、国公立医学部進学○○人というものを初めて見せてもらった。
 教員の配置は教委に協力して加配し、お金のかかる事業(今年は宇宙飛行士の毛利衛さんの講演を行った)にはPTAの力に負うものが大きいといわれる。
 全県から片道1時間30分かけてきている子どもや、下宿までしている子もいるという。公立だが、金がなければ行かれない面もある中学校であることがわかる。
 中学校は1学年2クラスの80人でこの生徒はそのまま、高校の理数科に入り、有名大学や医学部を目指すという。聞くところによると2割は文系に変わるというが、公立でここまでやってしまって良いのかと首をかしげた。