びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

大忙しの日曜日、ハンセン病問題を考える

 11日、日曜日。文化祭、消防団の詰め所の竣工式、敬老会、消防団100周年行事、ナイターソフトボールの納会、そして、現代座によるハンセン病の問題を題材にした観劇など行事が立て続け。
 ハンセン病の問題について、9月県議会で私は党を代表してハンセン病問題の解決に関する意見書の提案をし、全会一致での採択にこぎつけた。
 約1世紀におよぶ強制隔離と、世界がプロミンの開発でハンセン病が治る病気であるとしたにも関わらず、日本はなおも強制隔離を96年まで続けてきた。そして県行政においても、「無ライ県運動」として長野県などは全国に率先して隔離政策を進めてきた。また、遺伝性の疾患ではないのに、強制堕胎、断種を行ってきた。その標本がホルマリンに浸けられていることはテレビで見たことがある。あのようなことが医療者の手によって為されたことに恐ろしさを感じた。
 前県政下で長野県での報告書が完成し、私も一読したが、差別され、それらの家族においても隠そうとしたり、ある方は兄弟とか、家族として忘れられてしまっている悲しいそして壮絶な人生を歩まれていることが記されている。しかし、県行政としての謝罪の記述は無い。 
 今、全国の療養者は高齢化とともに、帰る家や、頼る家族もいない人たちが多い。国が入所者のみなさんの意向をとらえ、療養環境の拡充と社会復帰のための施策、そして療養所が国民から隔絶されるのではなく、地域住民など国民のための医療・介護施設として広く活用されるよう発展的解消をしていくことが求められている。そのための「ハンセン病問題基本法」の制定が必要である。と強く感じた。劇は全部は観ることはできなかったが、もっと多くの人々にも観てもらいたい劇である。
 その後の消防団の100周年行事でご一緒させていただいた市内の開業医のみなさんとも、このハンセン病のこととともに、C型ウイルス肝炎の問題の話にもなり、これらの一連の国の責任についての話もすることができた。