びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

後期高齢者医療制度を考えるシンポ


後期高齢者1 22日、塩尻市の会主催で上記シンポを行った。
コーディネートを長野民医連の福祉・介護部長で協立福祉会事務局長の塩原秀治さんにお願いし、最初は塩尻の会の代表の協立病院古川院長のあいさつ、引き続き、問題提起として同院医事課の福田さんによるパワーポイントでの解説が行われた。
 私はシンポジストとして、制度の問題点、そして広域連合(県議会で決められると思っている方々が多い)のこと。どうしてこのような制度が作られようとしているのか。また、国が長野県の低医療費で長寿であることを利用して、全国に医療費抑制を押し付けようとしていること(その一方で全国最低レベルの療養病床数や医師不足などの医療インフラの未整備が低医療費にも結び付けている)。政府財界が社会保障費負担を国民に押し付けながら、一方で大企業減税や軍事費、大型公共事業には金をつぎ込んできていることを解消させればこのような制度は撤回できることなどをパワーポイントで解説した。
 市行政から担当課長の成田さんから説明をいただき、制度自身の周知が国の制度凍結などの変更の中でもあり、なかなかはっきりと発表できないことなどの現場の苦労ももらされていた。
 高齢者代表者の浜さんは、高齢者で知っている人がほとんどいないこと、もっと周知することで事の重大さに気がつく。署名を集め、高齢者いじめの制度の撤回をと話された。
 会場からは、なぜ75歳で区切るのか、後期高齢者とそれ以外との対立を持ち込むものだ。こんな年寄りいじめは許されない。また塩尻市の平均的な保険料はどうなるのか?(私の方からは長野市はこの制度導入で低所得者の保険料が上がり、所得300万円以上で国保よりも低くなることのデータを閉めさせていただいた)などに対し、塩尻市は資産割があり、資産のある高齢者が国保から抜け出ることからも、国保税が下がるか?どうか。また高貴高齢者医療費は長野市などよりは先の理由によって下がる(もともと国保税が高い!)可能性があることなどが答えられた。

後期高齢者2 
 この27日には広域連合議会が開かれ、保険料等の決定が為される予定である。会場からは「議員である市長にこのような制度は撤回してほしい」との発言もあり拍手がわいた。
 制度を決めながら周知をおこなう(といってもほとんど知らされていない)という、介護保険障害者自立支援法もそうであったが、このような横暴なやり方にも大きな問題があると思う。マスコミはこのことの問題点を全く報道していないことも犯罪的である。
 
 このままでいけば再来年の4月から年金からの保険料の天引きが強行されることになるが、その時になって「こんなこと誰が決めたのか」となる前に中止させなければならない。
 それにつけても、年齢で受けられる医療に区(差)別が導入され、しかも老険法等でも認められていなかった高齢者あるいは障がい者の滞納者からの保険証取り上げが、この制度で合法的に行われるようになるという人権侵害が小泉「改革」以降の弱肉強食の社会「保障」制度が急速にこの日本に蔓延し、それが財界主導で消費税増税で自民・公明そして民主などの政党に企業献金の「エサ」で具現化されようとしていることに国民的な怒りをぶつけていかなければならないことを再認識したシンポであった。
 北信地方では記録的な大雪になって、こちら中信は非常に寒い中でしたが参加されたみなさんありがとうございました。