びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

検査技師の地位向上と国民医療の前進を

 3日、あたりは昨晩からの雪で一面の銀世界(25センチは降った)。電車も遅れていたが、臨床検査技師会の大先輩である方の叙勲授章祝賀会が松本市で開催され、出席させていただいた。
 
 臨床検査の歴史を築いてこられた方で、特に臨床・衛生検査技師法には「医師の指導監督の下に検査を行う」という条文が、技師の地位向上を阻んでいる現実が従来からあったのだが、一昨年にようやく法改正がなされて「医師の指示のもとに検査を行う」となった。何年もかけた検査技師の願いを一歩実現させてこられてきた方である。
 また検査は臨床検査技師と衛生検査技師(検体検査)と二通りあるのだが、養成機関が4年制化する中で、臨床検査技師に一本化することも改定された。

 20年前、私が資格をとるときにもこのことが大きな問題となっており、臨床検査技師国家試験があっても検体検査は検査技師でなくても(検査技師という名称を使わなければ)誰でもできる状態だった。以前は3年制の教育を受けた者が国家試験(20数科目)を経て資格の取得がされたが、当時は薬学部や理学部化学科などの卒業生が一定の実習をうけることで、国家試験はわずか4教科で資格取得できたというおかしな制度があった。(今はどうなっているのだろうか?)

 現在、輸血も含めた臓器移植に関わる検査、ウイルス検査や癌遺伝子やDNA検査、遺伝子検査、細胞診など科学技術が飛躍的に進歩し、医学教育に裏打ちされた知識・技術によってこれらの検査を行い臨床に返すことが求められているが、これらも専門のトレーニングを受けた医師または臨床検査技師によって為されるべきであるのだが、まだこの点はすすんでいない現実があるという。
 
 祝賀会でスピーチをさせていただいたが、多くの恩師のみなさんや先輩技師のみなさんの前で恐縮しました。
 現場を離れて9年経ちましたが、この間、県政の場で医療現場の経験を生かしての医師確保策や保健所等でのエイズ検査の迅速法の導入なども付け加えさせていただきました。
 多くの恩師のみなさんに久しぶりにお会いすることができ、また技師会活動を通して共に勉強会などに取り組んできた多くの病院検査部のみなさんともお会いすることができた一日でした。