びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

土砂災害防止推進の集いin松本、団会議へ


土砂災害防止推進大会 4日、松本市内で開催された上記全国大会(26回)に参加した。わが会派はほぼ全員が参加した。

 全国大会ということで、国交大臣(代理)が来て挨拶、表彰など一連の式典のあとは2年前の「平成18年7月豪雨災害」の経験からのシンポジウムになった。
シンポジストは、信大名誉教授の北澤氏、前岡谷市長林氏、NPO理事長藤澤氏、塩尻奈良井宿の女性消防隊長斉藤さん、国交省河川局砂防課長の亀江氏ということで、NHK解説主幹で大町市出身の山埼さんがコーディネートした。
 18年7月豪雨災害で岡谷市では8人の死者を出してしまったが、そのときの砂防ダムの重要性を前岡谷市長は説き、特に前年に完成した砂防ダムが150メートル離れた病院、老人施設への土砂の直撃を免れたことは不幸中の幸いである。しかし、県内6000箇所以上の土砂災害指定地域にすべてに砂防堰堤、ダムなどの構造物を建設するわけには行かないのだが、砂防ダム、堰堤の建設を説く学者さんはいかがなものかと思った。また、土砂災害のシュミレートしたモデル実験では、実験するまでもなく明らかに、沢筋に砂防施設のあることによって下流地域が守られるという実験をおこなっていたが、ダムや堰堤が土砂で埋設してしまえば用を成さないことがあきらかであるにもかかわらず、奈良井宿の斉藤さんが「浚渫等で土砂を取り除いて使った方が財政的にも環境的にも良いのでは?」の質問に対し、「排出土砂の保管や排出にかかる道路建設などに資金的にかかる」と学者先生は解説されたが、実際にダム・堰堤の建設には道路によって資材が運ばれるので、道路はあるはずであり、また浚渫した方が新たなダム・堰堤の建設よりもはるかに安く上がることは明らかであるのだが、恣意的にダム・堰堤の建設を促しているように聞こえた。いくつも「これは??」・・と思える表現もあったが、知事の言うところの「減災」の名による大規模施設の建設がされていると思わざるを得ないものも散見されている。本当に必要規模なのか過大なものになっていないかなどひとつひとつ検証が必要であると思っている。
 その後は松本市内で団会議を行った。