びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

特別支援学校をまわって


特別支援学校122日、特別支援学校の再編の問題について、文教委員会で長野市内校の視察を行った。マスコミ関係者も多く同行し、夜のニュースでは報道されていた。(写真は地元県議として同行された石坂団長と)

長野聾学校養護学校、若槻養護学校、そして長野盲学校をそれぞれ回り、学校関係者から説明を伺った。
長野聾学校は老朽化による建替えが喫緊の課題となっている。生徒数減とともに、盲学校等との統合案がこの間の特別支援教育連携協議会で二つの案が出されている。

聾学校
(長野聾学校の建設時の生徒が作った版画。緻密)

この間、障害の違いからも、かつて視覚障害者と聴覚障害者は一緒にいることは様々な困難を伴うことが言われており、県議会は6月議会で長野盲学校を視覚障害者を主とした学校として存続させることを求める請願書が全会一致で採択されている。
しかし、長野養護学校などの過密化解消も早急に求められている。
一校約50分でまわるという超多忙な視察であったが、視察後にはそれぞれの学校関係者らとの懇談会が開かれ、障害者団体やPTA関係者などから直接意見を聞くことができた。
7月16日には連携協議会が開催され、これまでの再編2案に続いて、教職員から第3案が示された。障害オブザーバー参加され、意見を述べられた関係者は、「聾学校の老朽化は建替えが必要なのにそれを怠ってきた。養護学校にしてもプレハブ対応ですまされてきたことなど、県が障害児教育に力を入れてこなかったことが明らかになった。」「財政的な面での再編は理解できない。再編の教育的なメリットが語られていない。」「ノーマライゼーションの観点にたって、連携協議会のメンバーに当事者が 抜けて話しがすすめられることは問題。当事者を入れるべきだ」など出された。

特別支援3連携協議会内には8月に、長野市内の学校の再編の作業部会が、5人の教頭と、PTA会長5人に座長を加えた形でつくられるようだが、教職員や専門家が入らなくて良いのか疑問が残る。現場の専門家が作成した第3案の検討を先ずすべきだと思うのだが。(写真は生徒作品の木製パズル)

しかし、暑い一日だった。体温管理が困難な子どもさんなども通うような教室にクーラーの設置がまだだったり、しかもプレハブ建築でカンカン照りの屋根の熱をもろ受けるような教室や体育館など、施設面そして人的な面も含めて充実させなければならないと体験した。