びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

フィンランドの教育にふれて2


朝市

23日はヘルシンキ郊外の見学で、世界遺産になっている、スオメンリンナ海上要塞、エスポー市のヌークシオ国立公園のハイキング等した。




スオメンリンナ







フィヨルド








ヌークシオ国立公園







その後、夕食をホテルのレストランで地元フィンランド高校生と交流しながら摂った。

フィンランド高校生と

10人ほどの地元高校のみなさん(2、3年生でこの夏休み直後進級した)で、みな母国語のフィンランド語、スウェーデン語、英語は完璧。これにさらにフランス語やロシア語、イタリア語のできる生徒さんが何人もいて、とにかく片言の私の英語でもなんとか会話が成立。
1人は5年間日本留学したという娘さん(アカネさんといい日本人みたい)で、もうペラペラで、いろいろと解説もしてくれた。

私の席の前に座った彼女は6!ヶ国語使えるという。お母さんがイタリア人で、お父さんがフィンランド人。それぞれに対しての言語で会話しているという。
「それじゃお父さんとお母さんは何語で会話するの?」と聞いたら、「イタリア、フィンランド語のごっちゃ混ぜ」とか・・。いやはや国際色豊か。日本のアニメが好きでいろんな最近のアニメの話をしてくれたが、こちらが疎いもので・・。日本の高校生代表?の息子の領域に。この娘さん、夏休みが終わってここのところの2週間日本語を習得しているところで、そうすると7ヶ国語を操るようになるということ!。

お隣の日本語もわかるバイクのゴーグルを首にかけてきた娘さんは、「バイク好きなの?」とか「どこに行きたい?」とか聞いていると、これからロシアに行きたいとか(ロシア語もOK?!)宇多田ヒカル等日本のj-popにも興味があって、こちらは息子の領域で話をあわすのがやっと。

将来の映画監督
忍者・侍映画を学校で作っているという彼は、やはりここ2週間の日本語の授業はうけているが、全部英語で会話。もう侍や忍者の話に目がキラキラで、「黒澤明が好き」「youtubeに自分の監督主演?した映画をアップしてあるから見て」と。私も自分のパソコン持ってきているからホテルで見るよ」と話したらとても喜んでくれた。みんな、「クロサワ」と呼んでいたので、結局本名を聞くのを忘れてしまった。(ホテルの部屋で彼の映画を見ましたが、なかなかのできばえ、ナレーションも重厚な日本語で行われていて面白い。WWW.YOUTUBE.COM/BrassMO

彼に、学校楽しい?と聞くと、「2ヶ月の夏休みは宿題などの課題はないし、自分の好きなことができる。早く終わるし、学校が好き。と映画製作に熱中している」。「今日はみんな同じ高校から来たの?」「みなバラバラ」「試験はどのくらいあるの?」「高校では年5回2ヶ月おき」「基礎教育の9年間には試験は無い。小さいものはあるけど」と言われ、ほんとうに試験がないことを確認。
将来何になりたいの?という話では、先ほどの7ヶ国語あやつることになるであろう彼女は外交官かと思いきや、デザイナー。「クロサワ」君は映画監督・・。もうみんなわきあいあいで人懐っこい生徒さんたちで、レストランやホテルの前で写真撮影ものりのり。午後9時半でもまだまだ十分に明るい街にみんなワイワイ帰っていった。

ホテル前にて

フィンランドの歴史的な背景、隣国に侵略されてきたことなどやヨーロッパの多くの国がそうであるが陸続きで他国との交流が容易にできることで言語や文化が多彩で、国際交流が行われてきていることからの国民の教育への波及効果がでていると思った。日本人なら外国人とおぼしき人が近づいてこようものなら、ちょっと引いてしまったり、先ず英語で話さなければとドキドキしてしまうのとは大きな違いがある。
人口が530万人で長野県のほぼ2.4倍という小国であっても、大学は20以上ありすべて無償。教育に予算(日本も同等だとは言われたが)を投入し、高率な税負担をしていても教育や福祉医療で国民に還元されていることからも、住みやすい環境になっているといえるのだろう。