びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

文教企業委員会視察

15日より17日まで文教企業委員会の視察で京都、奈良、三重とまわっている。
15日は京都市教育委員会特別支援教育について伺った。

北総合支援学校2
同市は平成11年、養護学校を肢体不自由や発達遅延(知的障害)という障害種別にとらわれずに総合性・地域性の養護学校にする」と将来像を決定し、文科省の指定を受け、総合制養護学校(現在は総合支援学校に名称変更)を平成16年に全国初スタートさせている。この経過を伺い、16日にはその新制の学校である、京都市北総合支援学校を視察した。

北総合支援学校2
欧米でのインテグレーション教育に基づいた発想から日本の文科省はすりかえてコスト削減を目的とし、障害の種別の学校編成を障害種別の枠を撤廃しようと批判されているが、それまでの障害者教育を培ってきたベースが大きく影響すると思う。とくに欧州諸国でのベースと日本のそれとは大きな隔たりがある中でこれを進めることは拙速であると識者や関係者は言っている。

京都市立北総合支援学校1
 全国に先駆けて進めてきた、京都市や学校関係者は種別の撤廃による問題は最初は懸念されたが、現在は無いといわれるが、これもそのベースが問われる。全国42位とも言われる長野県の特別支援教育にかける生徒一人当たり予算や、わかっているだけでも標準法から少なくとも323人不足する教員数などの問題がクリアされていかなくては、簡単には比較はできないと思った。
以前、京都の聴覚障害者支援についても伺ったが、歴史的にも、人材的にも力をいれてきていることをうかがうことができたが、まず現状の長野県に欠けている点についての対処が行われなけばならない。

 30億円以上をかけたという校舎は明るく広く、作業中の教室でもにぎやかに工作がおこなわれていた。介護保険のデーサービスセンターや在宅介護支援センターも併設され、地域の自治組織にも活用されるようにに開かれた施設でもあるという。京都市の土地事情もあり地下1階、地上5階建ての素晴しい施設でした。