びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

医療的ケアの必要な子ども達の教育を考える会へ


医療ケア8日、市内地域の文化祭等に参加しつつ、午後からの上記会議のために県立子ども病院へ向かった。

会場には医療や福祉の関係者とともに、養護学校教職員、看護職員、そしてストレッチャーに子どもさんを乗せて保護者の方々も、さらに県教委特別支援教育課、衛生部や社会部の職員などが参加され、私も県議として出席させていただいた。

昨年は毛利県議が参加し、そこで出された、ショートステイが必要な時に受け入れてくれるところが無い問題を今年の2月議会で取り上げたが、これらのことなども含めてのアンケート調査の結果報告や、医療的ケアの必要な子どもの教育と地域生活の充実を願ってと題した、都立八王子特別支援学校の下川和洋先生の講演を聞いた。

長野県は医療的ケアの必要な子どもさんの教育について養護学校への看護師の常駐化をはかってきていることは大変喜ばれている。
ところがひとつはこれら看護職員の方々の処遇があまりにも低く、通勤手当も片道20キロ以上あっても非常勤ということの規定が適用されるため、通勤手当は一日100円ということもあり、看護師の確保を困難としていること。
また二点目として学校現場では法的に許されいる、痰の吸引ができないことになっており、こうした人工呼吸器の管理も含めて看護師が行えるようにして欲しいという切実な声が出されていた。

 医療的なケアは下川先生の講演でも、全国でも対応がまちまちであり、教員が行えるようにすすめるとか、常駐看護師の人に教員資格を与えるなどして先進的な取り組みのはじまっている県も出てきているそうである。今度このテーマのセミナーが京都で開催されるそうだが、私自身も参加してみたいと感じた。
 
 医療行為に無資格者が踏み込んでいくことには医師会などをはじめ、資格取得者の職能団体がいろいろと問題を呈してきたことは、私自身、臨床検査技師をやっていたときに、名称や業務の独占等のことで、知識や技能を有していても法的には医師の指導監督下でないと検査業務ができないなどの不利益を生じていたことを経験してきたことからも、こうした実際に現場で現実に困っておられる方々への支援を進めていかなければならないと考えさせられた。

 県の担当者からは看護職員の増員も処遇改善も予算が少ないことや非常勤職員の「規定」のことが解説されたが、本体だけで100億円もの巨費を投じてしかも、その建設の是非も相変わらず二分し、またその治水効果についても甚だ不明確な浅川の穴あきダムに使うお金の1%でもまわせば十分に支援できておつりがくるだろうに、税金の使い道が間違っていると会の後、参加者のみなさんと懇談した。