びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

「君もガリレオ!」世界天文年にむけ天文同好会サミット


国立天文台6日、上記集会があり国立天文台へと向かった。
全国(県内からも参加)の公立天文台関係者や私のようなアマチュアも参加し、会場の三鷹国立天文台の会場はいっぱいでした。
すばる天文台、その以前は野辺山の電波天文台の所長だった海部宣男先生が世界天文年2009の日本委員会の委員長であり、記念講演を聞くことのできる機会でした。

海部先生
2009年がイタリアのガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を星空に向けてちょうど400年であることからこのイベントを国際天文学連合(IAU)が主催し計画されてきていることなどの解説を聞かせていただきました。

 国内ではこれから、以前我が県議団でも行った、ぐんま天文台での来年1月4日のオープニングから「君もガリレオ」のプロジェクトで、ガリレオが使ったものと同じ4センチの屈折望遠鏡を子ども達によって製作したり、また目玉の来年7月22日の皆既日食の観察を日本各地で小、中、高校生にも観察してもらい、宇宙の神秘を体験してもらうなどの企画は「理科離れ」が言われている昨今にあって重要なイベントである。また全国各地での天文学の歩み展や、星空ブックフェア、1000万人の星空観察、「プラネタリウムへ行こう」と特別番組の制作、そして、国際プロジェクトも目白押しであるなど伺った。

天文サミット
 子ども達に夏休み前という絶好の機会に地球ー月ー太陽が織成す天文ショーである皆既日食(長野県ではほぼ75%欠ける部分日食)を是非とも体験して欲しいという取り組みにも、私自身も実際の準備状況等をうかがった。
 全国の小・中・高校に一つづつ理科の先生を通して日食観察用のサングラスの配布を行う予定だが、約2時間30分ほどの天体ショーの観察に一校一つで足りるのか?など疑問ももちながら、司会進行役でまた、日本委員会の事務局長の国立天文台の渡辺潤一先生にも伺った。

天文サミット2
 理科の先生たちも地学や天文を専攻してきている先生も少なく、実際にどの程度参加できるのかも気になるが、なんといっても自然科学は体験であると思うのです。多くの子ども達に体験して欲しい・・。

 以前の日本での皆既日食は観測は私の生まれた直後の63年7月21日であり、その後、部分食や金環食などはあったが、次の皆既日食は26年後の2035年9月2日となる。(金環食は12年5月21日、30年6月1日などはあるが)私自身もそれまで生きていられるか?ですが、感動体験を子ども達に与えてあげたいものです。

 私も高3の時だったか、信大理学部で行われた海部先生の講演会に飛び入りして、受講させていただき質問したことなど、もう25、6年前の話をさせていただきながら海部先生と、理科教育の問題や、世界天文年にかける思いなどを立ち話させていただき感激してしまいました。
 アポロ11号が月面着陸したのは1969年7月19日、日本では20日だったかと思うがこれも来年40年を迎える。
 私は小学一年生で全校で体育館のステージにぽつんと置かれた白黒テレビを見たことを今でもはっきりと憶えている。それからというもの兄とともに天文少年、今は自称天文中年になってしまいましたが、多くの子ども達に星空を。と思っています。
 
 先生は日本天文学会も創立100年だそうであるが、今回の企画に国からの資金面の援助は中々得られないそうで、寄付でまかなうという現実もも語られましたが、昨日、今年のノーベル賞受賞者スウェーデンの授賞式に向かったそうであるが、日本の基礎科学振興のお寂しい状況も明らかに。

国立天文台望遠鏡
 国立天文台では天文学振興募金の協力のお願いがされていたが、基礎科学への財政的な面での支援も乏しいこの国の現状はいっそう深刻である。
 私たちは日帰りなので懇談会には出席せず、国立天文台の社会教育用の50センチ望遠鏡で月や二重星団などを見させていただき帰路についた。