びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

中野さなえさんと訪問・学校図書館充実のために

21日、午前中は中野さなえ比例候補とともに、市内を赤旗の紹介に訪問をした。

学校司書集会
午後は長野市内で高教組が主催して行われた、「学校司書の果たしている役割を考える2008」と題した集会に参加した。現在県が現業職員の民間委託を検討している中、学校司書は9月の行政機構審議会の知事への答申では、民間委託からははずされた形ではあるが、今後正規職員の退職に伴い「新たな雇用形態」を行っていくという。いわゆる行政嘱託のような定数外になっていくことが予測されている。

学校司書集会2
集会では最初に前県立図書館長の山川悦男氏による「子どもの未来をはぐくむ学校図書館」との講演と、その後教員、卒業生、市民が学校司書の役割を語り、塩尻志学館、松川、辰野などの高校現場からの司書らによる実践報告がなされ、意見交換がおこなわれた。

学校司書集会3

講演では図書館がいつの間にか勉強部屋のようにしか考えられないようになってしまい、大学教育学部でも図書館を使った教育の専門家も育てられてこなかった。今、問題になっている、自分の頭で考え学ぶ力がない子ども達を増やしてしまい、判断力を培うような教育を行ってこなかった。図書館司書が非公務員でいいと公務員の中にこうした考えを持つ人を増やしてきているいうことはこうした教育のツケ。現在は公共図書館の6割が非常勤になってしまっているという。

実践報告では生徒たちの総合教育等での調査発表の展示などもされており、自分たちでテーマを決めて資料を集め、まとめ上げていくことの、今(苦手な)学びとることにいかに図書館と司書の役割が大きいかわかるものであった。

私は夏のフィンランドの学校現場の見学の際に、ヘルシンキ市の隣のエスポー市の公立図書館を見学したことを思い出した。金曜日の午後だったが多くの市民や、2時には下校できる学校帰りの生徒たちもたくさん来ていたことを思い出したが、フィンランドの図書館利用率は世界一であるという。
長い冬の夜を読書で過ごしたり、またもともと人口が少なく(520万人)フィンランド語の書籍のコストが非常に高価になることも、図書館利用率を押し上げているともいわれている。しかし、学校での自分で考えてまとめていくという姿勢には日本の試験・受験等での暗記力を確かめる(競う)ものとは大きな違いがあるのだと思う。学びに対する考え方を大きく転換していくことも必要である。とも感じたがそのための図書館司書の役割は多大であると思った。