びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

県立病院独法化の説明会で阿南町へ


阿南病院説明会鎌田講演9日、県立病院の独法化にむけた住民説明会が阿南町で開かれ、議会で提起した者として、出席して住民意見に耳を傾けた。
会場の阿南文化会館には、説明会前に病院が催した、鎌田實諏訪中央病院長の医療講演会が行われ、300席の会場は立ち見が出るくらいの盛況ぶりだった。
その後の説明会では残ったのは100人くらいであったが、一連のパワーポイントを使った病院事業局の説明に続いて、住民からの質問を受ける形になり、立て続けに質問や意見が出された。(写真は鎌田先生講演会)

「1500人の県職員の切捨ての行政改革の一環として、削減がが根底にあるのではないのか」「中期計画が達成できなかったらどうするのか、今までの県立で」「住民からみれば聞いたばかりで説明をうけてもすぐ了解するわけにはいかない」「(独法化の)メリットばかりでデメリットはないのか、地域の実情に合った医療を実現するための論議からもう一度かんがえるべきだ」「へき地での医療福祉を受けるということは憲法25条の立場からもとても独法化は容認できない」ない「県の職員組合などが短期間に6828名の反対署名を集めるなどこういった状況下で一方的に進めることは問題がある」「今日は説明を受けたということで、独法化が「よろしい」というサインを出した会ではないということだ」などの意見や質問が立て続けに出された。
山間地における唯一の病院を守り存続させていくために住民の声も取り入れた取り組みが一層求められるし、勝山局長の話でも医師などの人員の確保を地域の診療所等との連携をしやすくすることができると説明されたが、これなども現状の県立でも決してできないことではないと思う。現に長野県も以前に須坂病院に県民医療室が設置され、診療所の医師体制をバックアップしようとした経過があるが、他県ではもっとそういったことが工夫されているところも知っている。あまりにも独法化のための説明ではなかろうか、時間をかけての検討が必要である。