びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

浅川ダム問題はこれから

14日、前日に引き続いて共産党県議団主催のシンポジウム、「徹底検証 浅川穴あきダム」を長野市の檀田地区センターにおいて開催した。
私は市の消防団ポンプ操法大会があったので開会式のみ参加してそのまま長野へと向かった。
会場の広間はほぼ満席。
ちょうど国土問題研究会理事、元和歌山大学教授の宇民 正 先生の「浅川ダム水理模型実験と詳細設計の問題点」と題した講演の最中に飛び込んだ。
とくに肝心の洪水調節計画に関する検討、多くの住民が危惧する地すべりに関した検討がないこと、また、浅川の主要な災害形態は内水災害=千曲川に流れ込めずにいる問題、そして実験の問題で隠されている、実験装置からの大量の漏水(報告書上では「模型上のロス(浸水等)」と表現)について(先生の計算では流入量の16.3〜18.4%が漏水し、それは24t/秒に達し、これは最大放流量の30tに相当する欠陥水理模型実験であると)に対しての言及がなされていないなどの実験の問題点がパワーポイントで詳細に説明していただけた。

その後の質疑では「説明を聞けば聞くほど県に対して疑問が出てきた」「漏水と地震発生のメカニズムについてはどうか」とか、また長く浅川流域に住んできたがこの種の集会に初めて参加されたという方は「ダムを造ってもこの問題は終わらない。ダムを造りたい人はあたかも浅川が暴れるように描くが、「町作り」が失敗した例であり、U字溝などの水路をめぐらせて田畑を無くしてしまったことによる。、町の中で氾濫しているものを山で止めても無理だ」とともに、「その時々で県の職員の説明が違うが、副知事や建設部長が答弁したことを現場の一担当が覆すような発言をしており全く県民をバカにしている」などなど多くの方々が発言され時間を大幅に超過して終了した。

私は医療や福祉そして教育に回す金がないと事業の縮小や廃止が次々となされているが、こんなことに180億円以上(本体で)もの税金が費やされることがいかに問題で、県民の福祉向上の阻害になるか計り知れないと思う。
浅川穴あきダム問題はまだまだこれからである。
こうした立場で18日より始まる6月議会に臨みたいと思っている。