びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

懇談会、トーク集会へ、戸塚洋二さんの番組

14日、保育関係者との懇談会へ石坂団長、藤沢県議、高橋事務局長らと参加した。

保育団体と
保育の充実を願って活動されてきている団体のみなさんで、「市町村事業ですから」と避けずに長野県として子ども達を育てる立場での施策の充実を求める声が出された。私も福祉医療の受給者負担金の負担増問題のこの間の到達を解説したが、「そんなになっているなんて知らなかった、一保護者としてもみんなに知らせていかなくては」とは現場の保育士さんの声。医療費の負担増が県民の知らないうちにすすめられている、こうしたやり方も大問題である。

夕方からは下諏訪へ行き病院内で開催された、トーク集会でパワポをもって県政、国政の話をし、若手病院職員のみなさんと集会に参加した。
今回は昨夏訪れた、アウシュビッツフィンランドなどでの平和、教育問題もプレゼンして、結構好評だったかな。

トーク集会
医療福祉現場での仕事のやりがい、国の社会保障切捨て政策との狭間での困惑、どうして共産党の議員になったのか、西松問題など金と議員にまつわる問題の解明を進めて欲しい。何故議会で追求がなされないのか。さらには臓器移植法についての考えなども聞かれたり。また、派遣の社員さんも参加され、「医療制度が政治と密接なことが現場でも感じるしわかった。真剣に政治のこと考えなければならない」など若手職員さんの感動的な言葉も。

自宅に戻り、22時からのNHKのドキュメンタリーを妻と見た。この番組は昨年ガンで亡くなった、素粒子物理学の戸塚洋二さんがまだ重要実験を前に、体調不良で退き、余命数ヶ月でも科学者の目で自らの病を洞察し、克明にブログに綴ってきたことを扱った番組であり、朝刊の番組欄を見たとき必見だと思っていたもの。

カミオカンデスーパーカミオカンデなど東大の宇宙線研究所の神岡素粒子観測所長であった戸塚さんの素粒子物理学の入門書を学生時代に読んであったので、2002年のニュートリノ物理学でのノーベル賞受賞の時に、小柴昌俊さんが戸塚さんの指導者なのだと知った。が、その後メディアに見えないなと思っていたら、昨年夏の突然の訃報でした。

戸塚教授はガンが見つかりそれが転移していく中、そのデータを医師から提供してもらい、自ら腫瘍のサイズや、投薬との関係と体調を詳細にデータ化し、それはがんセンター病院の主治医をも驚嘆させた。
抗癌剤の副作用の証明や、脳転移に至りガンマナイフ治療の際も状況を記録させ、幻覚などの記録も残している。科学者であったとしてもすごい精神力と観察力である。

脳への影響が出ている中でも、仏教と科学のそれぞれの宇宙観について、科学の無かった2000年もの前に宇宙が無から生まれ、そして万物を創り出しやがて
物質は廻る、「輪廻」していくことを唱えていることの仏教者との懇談。そして自らの意識、肉体が無くなっていくこと、後の世界がどうなるかの畏れなど、生死の境にさしかかっている素粒子物理学者としての宇宙観についてなどはとても興味深い。再放送があれば是非とももう一度見たい番組。
時にNHKも良い番組やるものです。