びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

カノープスの軌跡と星々の輝きを見に・・

15日は県庁からの帰りに、ちょうど長野市立博物館で開催されて気になっていた天体写真展を見に立ち寄ってみた。
〜信州のカノープス〜 丸山祥司
〜時空の地平線〜 大西浩次 天体写真展である。

丸山さんは塩尻出身の方で信濃毎日新聞社の編集局写真部に在籍されていたころから、カノープスを撮影されてきたということを最近知った。

カノープスりゅうこつ座の輝星で全天で二番目にシリウスに次いで明るい恒星だが、日本では南天ぎりぎりの低空を南中するので、大気による減光で赤く見える。日本と同緯度の中国では南極老人星とか、長寿星とかよばれており、観ることができれば長生きできるという縁起の良い星である。
私も高校生時代に友人と真夜中(しかも真冬の12月)原付バイクにカメラを乗せて塩尻峠を駆け登って(当時は大型車多い+道が狭い)塩尻峠の展望台から観て撮影したことがあるが、非常に低いところを通過していた。

丸山さんはお父さんが病床にあるときに、命の続くことを願って撮影を始められたそうで、21年も続いているというそうで、以前も新聞誌上でも拝見させていただいたことがありましたが、塩尻の人だったとは知りませんでした。

大判に引き伸ばされた、浅間山の火炎を前景にした作品の美しさとか松本の中山霊園からの作品は多くの鉄塔にさいなまれて明滅しているカノープスの軌跡をとらえていた。また、木崎湖からの写真は国立天文台の渡辺潤一さんが、木崎湖地方の伝説の「龍の赤い目が上る」(元は野尻抱影氏だそうですが)と紹介されていることなどで、県内の北限としての記録をされている作品など楽しめる写真の数々でした。

また大西さんは塩尻で今年7月に中央公民館主催、星の会も協力した世界天文年の講演会と写真展をおこなっていただいた長野高専天文学の教授さんです。
塩尻で展示していただいた作品や、さらに大判に伸ばしてあって、ニュージーランドなどの外国での作品が多いのですが、(私も数点頂きました)幻想的な素敵な写真がデータ付で展示されており、しばらく見入っていました。

天体写真の作品で私も重要だと思っているのですが、撮影データもきちんととってあるということが科学的根拠をもつ写真となって、芸術的作品との違いがあると思っているのですが、これが忙しかったりで忘れたり、紛失したりと私も心がけてはいても最近はどうもダメですね。それよりも撮影がめっきり減りました・・・・。