びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

飛騨天文台へ

先日、市の中央公民館主催の世界天文年の企画の飛騨天文台の見学会があり、参加させていただいた。

ドームレスT
飛騨天文台京都大学の付属研究施設で、市内在住の赤羽さんが同研究所で研究をおこなってきたことから、今回の見学が実現した。
市バスで高山市に入り、険しい山道を(舗装されてない)上ると雑誌等でみたことのあるドームレス太陽望遠鏡が目に入った。
施設を職員の方々に説明いただき、最先端の太陽研究の現場を拝見させていただいた。

中でも高分解能太陽全面画像望遠鏡(SMART)は太陽の様々な波長の電磁波を干渉フィルタを通して観測して、太陽活動を様々な階層に渡って記録して研究されていた。ちょうど研究者から直接説明していただき、お邪魔だったかな?でも説明がとても懇切丁寧で助かりました。

65センチの前


また、子どもの頃から憧れていた65センチ屈折望遠鏡はレンズだけでも300?もあって、国内最大級(東洋一)。昼間の金星を見せていただき、参加者は携帯のデジカメで撮影も。

65センチ屈折






スペクトル像


ドームレス太陽望遠鏡は世界第一級の真空間分解能を誇り、(カールツァイス製)、全長6メートルとも言われる、太陽スペクトル像を見せていただいた。




真空太陽望遠鏡にて


Hαの吸収線をはっきりと何本も見ることができて、ライマンとかバルマーとかパッシェンとかどれがどれかわかりませんでしたが、学生の頃かじって興味をもっていたことが甦ってきました。

それも放射の方向で一本と思われていた吸収線がドップラー効果で前後に歪んでいるのまでもわかりびっくり。

また太陽のフレアも極小期が続く中でも見ることができた。

フレアT


5つの波長で同時観測している太陽フレア監視望遠鏡は今度は南米チリの観測施設に送られ、日系二世の研究者が研究に活用されるという。先日の新聞でも報道されていましたが。日本の技術が海外支援にむけられることは素晴しいことです。

天候にも恵まれて、帰りにはスーパーカミオカンデのある神岡に行ければと思ったのですがこれは無理でした。
11年周期といわれる太陽活動だが、ここ数年は極小期が異常?に続いて全く黒点が観られない無黒点期になっている。マウンダー極小期(1645年ー1715年)ダルトン極小期(1790年ー1820年)にも匹敵しているのか?(江戸時代の寛永や天明の大飢饉はこれによるとか?)極小期には世界的な寒冷化が進んだ経験があるというが、地球温暖化ガスの問題と、この太陽活動による寒冷化というのは、打消しあったりするのか?いつになったら太陽活動は上向くのか注目したい。観測者たちの研究成果が待たれます。