びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

快挙!はやぶさの帰還・・日本の科学技術の底力発揮

13日の晩に03年に打ち上げられ、小惑星イトカワ」に着陸し土壌サンプルを採取し、多くのアクシデントに見舞われながらも、ほぼ予定時刻に予定地域のオーストラリア大陸に帰還させることができました。まさに日本の科学技術の快挙です。このプロジェクトには臼田の宇宙空間観測所の64メートルのパラボラアンテナも活躍したそうです。このアンテナは86年のハレー彗星の回帰の時にも活躍したアンテナで、私も2度ほど現地を訪れたことがあります。
ニュースでは遅いのでネットの動画で見ることができ、大流星のような(中学生の時、いく筋もの流星のようになったスカイラブの墜落を見たことがあります)いくつもの流星に本当に「お帰りなさい」という気持ちにさせられました。

小惑星への着陸の際のトラブルでサンプルはエンジン噴射で舞い上がった0.1ミリ程度のチリのようなものであるかもしれないそうですが、それでも十分分析できるというのもすごいことです。
05年のイトカワからは3億キロ、太陽地球間の倍で電波では16分はかかります。大気圏への突入は秒速12キロといいますから、地球の脱出速度の11キロを上回ります。(月へいくためにはアポロでは秒速11キロを出していましたから。こちらは有人飛行ですが)
はやぶさ2の計画がたてられているといいますが、今年度予算要求では17億円が、事業仕分けで3000万円に削減され製造に着手できないでいるといいます。目標天体との関係で2014〜15年に打ち上げないと間に合わないといいます。
地球の裏側のブラジル上空の1ミリの物体に着陸し、帰還させることと同じというセンシング技術やイオンエンジンなどの先進的な技術が埋もれてしまうことのないように願いたい。日本の科学技術の灯が消えそうです。

プロジェクトマネージャーの川口淳一郎教授は「核保有国以外で惑星探査する国は日本くらい。先達の礎の上に技術をはぐくんできた成果を生かすも殺すも次世代に継承できるかどうかだ」と赤旗の取材に話されています。まさにこのことが今問われていると思います。「ナンバー2ではいけないんですか」と言ったあの人は今は仕分けの大臣になっていますが、TV受けを狙ったこの言葉が軽く聞こえます。
子どものころからやってきた宇宙開発や天文の記事のスクラップは今は議会関係に変わってしまいましたが、また昔に戻って始めようかなとも思います。