びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

ザッハーorデーメル・・トルテはどちら?音楽の街ウィーンでオーケストラコンサート・・6日目の午後

6日目は盛りだくさん。

昼食はシュテファン寺院をめざす。

シュテファン寺院は1365年に初めてオーストリア大公を名乗ったルドルフ4世がゴシック様式に改修した寺院。ウィーンのどこからも見えるというシンボル的な存在。地下のカタコンベにはハプスブルク家に代々の内蔵が安置されているといいます。中には入りませんでした。

建築・美術史はもう忘れてしまいましたが、12、3世紀のフランスを発祥とする建築様式といいますが、こうしたヨーロッパの代表的な都市の教会は、今回のケルン大聖堂や以前行ったポーランドクラクフの聖マリア教会もワルシャワの聖十字架教会もゴシック調の作りで、街のシンボルで天高くそびえ立っていました。しかも宗教的には全く理解が及びませんが、そこに死者の臓器を安置するということも共通しています。聖十字架教会にはショパンの心臓(二次大戦中に盗難にあったとされますが、今は戻されているといいます)このシュテファン寺院も、またお隣のシシィ達が挙式したアウグスティーナ教会には1654年から1878年までの一族の心臓54個も安置されているといいます。
時代はさかのぼってエジプトのピラミッドのミイラは死者の(その当時出来うる)防腐処理を行い(といっても強度の乾燥が重要か)、復活したときのために身体の保存をしたといいますが、技術的に臓器の保存は無理だったのであろうと思います。ではここの心臓の保存はどうやっているのでしょうか?アルコール固定が容易だったと思いますが、ちょっと調べたらこれは1780年頃に開発と言われます。ではロシアに眠っているとされるレーニンとかの時代になればホルマリン固定が可能であったと思いますが。現在ではホルマリンを代表とする固定法がありますが、(もうだいぶ前に病理検査学を学びましたが、今はほとんど忘れました。)それとこれら大聖堂・寺院・教会の区別もよくわかりませんが、こうしたことにも興味が尽きません。

さて肝心の昼食です。寺院のすぐ近くを通ったところ(なんとオーストリア大蔵省の近く。このあたりは現在も行政機構の中枢なんですね)のレストランにてウィンナー・シュニッツェル(洋風の仔牛のカツレツ)をメインにオーストリア白ワインも美味しくいただく。(写真下)



デザートはトルテ。娘は大喜び!しっかりとアプリコットジャムも入っていて生クリームと一緒にいただく。とにかく甘い。ウィナーはとにかく甘いものは徹底的に甘くして食べるらしい。
この王室御用達のトルテはザッハーとデーメルのご本家争いが有名だとか。この2軒のカフェのうち最初のザッハーが経営困難に陥ってデーメルに協力を求めて見返りにザッハートルテを作ることが認められたが、ザッハー側はデーメルに「オリジナル」の表示を禁止する裁判を起こしたが、1962年に両店とも販売可とされたという。
レストランを後にして自由に歩けるということで、早速娘と本家本元?のザッハーかデーメルのカフェを探した。運良く近くにあったのがデーメル。


早速入店してトルテをデーメルのトルテとコーヒーを注文。デーメルのは三角のチョコレートが飾られていて、ジャムは入らない。こちらはフランツヨーゼフ1世とシシィが通ったといい、紋章が王家を同じ双頭の鷲なのだそうだ。

店内はところ狭しとテーブルが並べられ、着席するまで少々待たされたが、オーダーは英語でなんとかクリア。ヨーロッパの旧いカフェの雰囲気を満喫できました。(さすがに店内の写真はやめときました)
本場のトルテをしっかりと食べて(といっても一つ€3.7だったので500円くらい?それにしてもコーヒーが€4.2なので600円近い?とにかくビールやワイン等のほうが€4くらいですので日本の逆の感覚でアルコールのほうが安い)、こちらはジャムは入っていないのであっさりとしていてチョコケーキが好きな人はこちらをおすすめ。チョコケーキ大好き人間の娘はコーヒーは飲まずにケーキ一本でたいそうお気に召した様子。

先ほどのレストランでのザッハー「派」トルテは日本人には甘すぎだと思いましたが、本家のザッハーまで行って食べ較べるほどお腹に余力がありませんでした。(ちなみにザッハーではGパンとかでは入店できないとか)

帰りにはやっぱり値がはっても木箱入のトルテをお土産に・・と購入。大きいサイズが日持ちが良いといいますが、サイズがいろいろとあり山盛りになっていました。











デーメルを出るとすぐ近くがホーフブルクの入口なので円形の公園のミヒャエル広場からシシィ・ミュージアムに入館。お隣にはスペイン乗馬学校、馬車も行き交っています。


その後は娘と自然史博物館を見学。
マリアテレジア広場を挟んで一方が美術史博物館があり、広場はクリスマスマーケットの準備まっ最中という感じ。マリアテレジア像は修復工事中でシートが被せられていましたが、私たちは自然史博物館のほうに入館しました。

日本の博物館は近代化が流行っていてディスプレーもネット環境を整えてITが盛りだくさんになってかえってうんざりしますが、ここはある意味昔の王族が収集してきた主に地質関係(鉱物や化石など)の陳列で(€10)でした。マリアテレジアの夫フランツ1世のコレクションといいますが、それにしてもティラノサウルス一匹の化石も個人コレクションですから・・・。
いくつもの部屋というか宮殿のセクションに分けられていて、そのコレクション数はもの凄い数です。美術史博物館にも行きたかったのですが、とても見る時間なんてありませんでした。でも日本とは違って閉館は午後6時半であることを後に知りましたが。

集合はお土産屋さんので日本語対応してくれるWALTZというお店で、いろいろと見て回ってきたことからモーツァルトやシシィに由来するようなものとか購入。もう、かなり重量オーバーになりそうなのでヒヤヒヤものでしたが、なんとか最悪の場合は服を捨てていくという手段をとるつもり(前回のポーランドフィンランドの時は結構捨ててきた)で、娘と買い物に頭を悩ませて時間いっぱい店内をあちこちと回りました。


さて、夜は音楽の都ウィーンでの宮殿でのディナー&オーケストラコンサートです。