びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

母の精密検査

先日の検査の結果、母は精密検査をすることになった。
どうもCTでは膵臓に「何か」あるということらしく造影によるMRIになった。

検査は午前外来ののちに午後緊急におこなってもらえることになり、その間昼食も摂れないので、母を車に載せて娘の頃過ごした松本市内観光に出た。

ちょうど4月になったばかりで桜の開花にはちょっと早かったが、城山公園から松本城のお掘の桜、松商学園の脇を流れる薄川沿いの桜並木は少しほころびつつある枝も見えたか?

そして母の実家のある島立堀米にも。娘の頃泳いだと言っていた川はもう二十年も三十年も前に工事がなされて、今では昔の清流ではなくなってしまっているが、実家の前も通って奈良井川沿いも通って3時間あまりかけて廻った。

助手席からほころびかけた桜や娘の頃遊んだ川の水面も見えたかどうかわからないが、私の自己満足というか、この10年以上心配ばかりかけて、あまり面倒も看てこなかった罪滅ぼし(にもならないか・・)も込めてもうそう長くはないかもしれない、もう来ることはできないかもしれないと思って廻った。

病院に戻って、早速MRIの部屋に通された、MRIは狭いドーナツ型の機械に入り、結構耳に響く音がするので、本人が怖がったりするため私も入室させてもらった。

結果はすぐに出され、膵体部癌がすでに肝転移しているとのこと、あと一年ほどの命だという。
オペは年齢と近位への転移ということでは無理らしい。抗がん剤を使ってもかえって認知症を悪化させ、苦しむ期間を延長する程度のことで、それも酷なことであり、このまま知らずに過ごしたほうが本人のためと判断した。

膵臓がんは見つかりにくいということ、見つかった時にはすでに手遅れということは以前から知ってはいた。知り合いも何人も亡くなっていった方々もいた。まさか、母がそうなるとは、暫く呆然としていたが、あと1年どうなるかはわからないが、精一杯生きてもらえるようバックアップしなければ等、いろいろと考えながら帰宅した。