びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

4年ぶりの一般質問へ

f:id:biz-m:20150701120412j:image昨日は4年ぶりの一般質問に立ちました。子どもの医療費窓口無料化の質問では、学校での内科健診結果をもとに、喘息を指摘される子どもたちが小中学生では異常を指摘された者の中で3割、幼稚園や高校生でも2割も占めます。アトピーなどのアレルギー疾患を合わせると実に5割にもなりますがこれをグラフ化して対応を求めました。
f:id:biz-m:20150701120431j:imageしかも喘息の子どもの発現率は全国平均値よりも2%程高いのが長野県の小中学生です。喘息は発作を起こさせないようにコントロールする事で高校生くらいで治癒していければ良いのですが、発作を起こせば治りが悪くなり、大人へと引きずっていく例は2割ほどあるといいます。高齢者の喘息による死亡例も増えているようです。
f:id:biz-m:20150701120441j:image私は喘息発作時に、医療費の窓口負担が受診を抑制的にしてしまっている小児科医の話しを子どもの貧困と合わせて紹介し、遅れに遅れてしまっている長野県の子どもの医療費窓口無料化を求めました。
しかし、知事は相変わらずでした。長野県は総合的な子育て支援と本来は国の政策だと。すでに38都府県で実施。これまで未実施だった岩手は来年度じっしで予算化、三重、福井は県議会全会一致で意見書採択、石川は8市1町で実施し、県も動き始めている、北海道、埼玉ではすでに9割の市町村が実施などー。県で償還払い制の長野県は市町村での窓口無料はどこにもありません。長野県の無策はあと残すところほんの片手位の県の一つとなっています。
部長は医療費の貸与制度の活用と500円の自己負担金くらい我慢せよと言われるが、喘息発作でぐったりした子を抱えながら、そんな時にわざわざ金を借りに来いとはー。さらには結果的には500円が引かれて戻ってくるからガマンせよという事だろうが、窓口で一旦4千〜6千円(薬代含んで)のお金を払う事への思いやりは微塵も感じられなかった。情け無い長野県の医療福祉行政。(この他の報告は後ほどの頁にて)

自分もかつて長男の喘息発作で何度も時間外受診をしてきたし、検査技師として夜間や時間外呼び出しの検査の時にも見かけてきた光景。なんとかならないのか?と。

今回活用してグラフ化した長野県教委の学校保健統計調査の報告書は長野県の全ての子どもたちの健康状態を網羅した凄いデータである事を再認識しました。約23.5万人からのデータが集積されています。

病院でかつて新たな検査法を導入する際に、たんにメーカー推奨値を用いず、自院での正常値(今は参考値かな)を決めるのですが、その際、病院にかかっている患者さんのサンプルとストックしておいた職員健診や企業健診などの数百のサンプルからの測定値でこのデータを決める方法をとっていましたが、この方法はサンプルの偏りがある事が否めないのです。性別、年齢そして基礎疾患の有無で算出する正常値は偏ります。現場では統計処理で出してきましたが。

この県のデータは子ども(5から18歳)の20万人以上のデータです。その中で注目したのが喘息を指摘された子どもたちが、小中学生で2%高いということは、その原因追求と対策を取る事が今後の長野県の健康長寿を支える大きなヒントにもなると思います。今回様々な大学病院とか公的大病院の出している喘息の出現率のデータも比較してみてみましたが、そのサンプルが病院ゆえ(と思われる)に高めに出ている事例にも遭遇しました。

ところで、グラフのパネルを議場に出すとすぐに大きく野次り出すK議員。今回も何度も「ゴミを持ち込むなー」と野次って頂き、傍聴に来られた方々から「アレは何だ!」と心配頂きましたが、K議員、4年経っても全く変わっていませんね。

議員会館で今朝ちょうどお風呂上がりのK議員にお会いしましたが、「エール送っといたからなー」と。私は「益々やる気になりましたんで、ヨロシク!」とお返事。しかし、長野県議会も三重県議会のように、議場にスクリーンが欲しいところです。