読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

中学生の科学部発表会へ

f:id:biz-m:20150831001609j:imagef:id:biz-m:20150831001706j:image30日、市内の丘中学校の科学部の地域発表会があり参加しました。
2012年5月21日の金環日食の際、塩尻市は日食限界線上にあり、同中学校科学部では全校生徒の参加で金環日食の見え方の分布を作成しました。
f:id:biz-m:20150831001646j:imageベイリービーズの観測とともに、その膨大なデータを解析し、今日はあまり触れられませんでしたが、太陽の大きさを数百キロの誤差で計算したといいます。また、太陽の運行を自分たちの作成した観測機器で観測し、均時差がある事に着目し、地軸の傾きや地球の公転速度の変化、そして、太陽が公転の中心からずれている事にも気づきました。これらは観測誤差からより精密な観測と計算へと導き出していて驚きましたが、これからケプラーの第二法則(面積速度一定の法則)を太陽の動きを使って導き出しています‼️
f:id:biz-m:20150831001727j:imagef:id:biz-m:20150831001744j:image
その間、いくつもの大学での発表会にも参加し、学校に5月21日の午前7時34分の金環日食現象時刻表示機能付きの日時計を設計し、再現性も確認されています。
他にも化学、物理、生物班もありポスターセッションもされていましたが、残念ながら天文の発表までしかいられませんでした。
f:id:biz-m:20150831001805j:imageこの天文研究には学校の大部分の生徒が参加するという事は、全ての生徒さんに現象の理解をさせる事が肝要で、これがその後のデータ解析の正確さ、精度にも影響してきます。自分たちの手作り観測機器でより精度を高めることと共に、そこから発生する誤差の原因の追究から新たな知見が生まれ、均時差やケプラーの法則までたどり着いたわけです。
そこには部の立ち上げから観測方法、まとめ方など熱心な顧問の先生の指導があったと思われます。文化祭では全校の生徒さんに分かりやすくするため、映画「天地明察」(私は映画館でみましたが)を自ら撮影するなど力の入れようでした。また、それぞれの計算には三角関数が用いられており、確か三角関数は高校からだったと思いますが、部員みんなでの真実の解明への取り組みにはそれ程難解では無かったのではないかなと推察しました。しかも観測した生徒さんたちは卒業され、後輩の世代に引き継がれているのです。すごい中学生たちです。

位置天文学は今やコンピュータの出現でいとも簡単に天体の導入もでき観測できます。でもこれを自らの観測機器での実験で、太陽の動きから法則を導き出す経験をされた生徒さんたちのこれからの活躍が楽しみです。もっと自然現象に興味や疑問を抱き、自らの手で解明する生徒さんたちが続いていく事にも期待したいと思います。