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びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

2月県議会で一般質問にたちました

2月25日 長野県議会一般質問にたちました。

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今回は

1、リニア中央新幹線について

  ・地元合意の無い着工はできない

  ・トンネル排土、水源保護、活断層の問題

2、廃棄物行政について

  ・高レベル放射性廃棄物の受け入れについて

  ・塩尻市東山産廃処分場について

3、障がい者福祉について

 

  ・4月からの障がい者差別解消法への対応

  ・特別支援学校の過密化解消へ

  ・障がい者グループホームの増設を

 以下に質問原稿を掲載します。

 

1.リニア中央新幹線について

 

リニア中央新幹線計画は、これまで環境破壊や安全性、経済性、またエネルギーの浪費などの問題が指摘され、住民の間でも疑問や不安が広がっています。ところがJR東海南アルプスのトンネルの県側工区で建設工事契約を結び、夏ごろには着工することが報じられています。そこで以下の点についてお尋ねします。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

1.県内でも工事が行われると報じられていますが、関係自治体とJR東海間の合意が得られない中での着工はあってはならないのですが、大鹿村ではトンネル掘削における土砂運搬車両等の環境への影響、トンネル排土の処理への対応などの要望に応えられていないことから工事開始に同意していないのは当然ではないでしょうか。県はどう捉え対応しているのか建設部長に伺います。

 

2.リニア中央新幹線は多くの断層を横切る計画ですが、日本列島には2千以上の活断層があると言われ、断層が動いたらそれを止める土木技術はありません。防災上の観点・見地からどのような対応を考えているのか、また地震発生時にはどう対応するのか建設部長に伺います。

 

3.南木曽町では岐阜県側からのトンネル掘削工事の問題があり、このトンネルは妻籠水源域の真下まで達します。県の水環境保全条例によって指定された区域です。これに対しJR東海の説明は全く不十分なものといわざるを得ないことは南木曽の対策協議会でたびたび問題となっています。これに対して県はどう対応しているのでしょうか。環境部長に伺います。

4.また2箇所の非常口から出る残土処理では搬出の工事車両は一日最大690台も通過し、観光地は死活問題であることも大問題で、特に私どもも国会議員団と調査に入った際、妻籠観光協会では様々な努力で、今や外国人観光客が好んで訪れるようになり、50年にも及ぶ取り組みが、リニアによって水枯れ、残土、さらには交通渋滞などの問題でどうしたら良いのかと涙ながらに怒って話されました。こうした生活や観光への影響に対し、県による支援や援助を求めますが、県はどう認識し対応をしようとしているでしょうか。建設部長に伺います。

 

5.同様に県関係でトンネルや斜坑の工事にともなう排土は約1000万㎥、大鹿村で300万㎥以上と見込まれ、工事車両は一日最大1350から1736台とも言われていますが、生活への影響とともに、村が求める迂回路設置や道路改良とともに、大量の排土の処理方法をJR東海は未だ示していません。さらに斜坑は施工後は非常口とするようですが、この非常口はJRがどのように使うのか、また非常口までの取り付け道路を誰がつくり管理するのでしょうか。南木曽町でも2本の非常口はいずれも新設の道路が必要といわれ、当然JR負担で作るものであると考えますが、県はどう考えているのか建設部長に伺います。 

 

 

 

2.廃棄物行政について

高レベル放射性廃棄物の県内搬入について。先の議会で藤岡議員が取り上げましたが、知事は「国全体で考えているところであるので、県としての見解を示す段階ではない」と答弁されました。しかし、高レベル放射性廃棄物は、原子力発電で核燃料に使うウランの採掘、核燃料の加工、発電、そして再処理といったさまざまな過程で発生します。使い終わったウラン燃料は、桁違いに放射能が強いためこう呼ばれます。国は一般的に地下埋設を言っていますが、特に本県は活断層とこれと連動する大地震や火山活動等、地殻変動が最も激しい県であることは明らかです。処分場は地上施設も含め、地震や火山、土地の隆起などによって大きな影響を受けます。何十年をもこえる将来にわたって、地震などの影響を絶対に受けないと保証できる場所を現時点で選ぶことは不可能ではないでしょうか。地下水の流れも複雑で影響も懸念され、本県は特に不適であるといわざるを得ません。

1.これらを踏まえ高レベル放射性廃棄物については、是非とも県として受け入れはきっぱりと拒否の立場を表明していただきたいが知事の所見をうかがいます。

次に廃棄物行政について先の議会で取り上げた、塩尻市内東山における管理型最終処分場計画について伺います。計画をしている事業者は2011年にそれまでの会社を子会社化したわけですけれども、この前会社がおこなってきた安定型最終処分場について質問しますが、

2.これまで5期にわたって施設拡大が行われてきたといいますが、その間に何が埋められてきたのか県はどう認識しているのか環境部長に伺います。

3.計画地は航空写真から見ても、幾度となく地形が変わるほど搬入物が持ち込まれています。その一つには昭和58年開通の当時国鉄の塩嶺トンネル工事排土も30万㎥も搬入されたと、工事記録に残されています。またその後2000年初頭には諏訪湖浚渫土、さらには農業用マルチシートも埋設されたままの記録もあります。昨年11月、地元の塩尻東地区環境対策委員会が処分場直下の水質調査を行った際、電気伝導率が周辺の水質の7倍以上にもなっていることが判明しました。この水は下流のみどり湖に入り、その後田川に流れ込み水田や流域の飲料水への影響が懸念されます。事故をおこしている処分場ではないのか、県は調査すべきではないでしょうか。許認可してきた県はどうお考えか環境部長に伺います。

4.業者は2012年から4年間の説明では、安定型処分場にアスベスト含有建材を処分量の8割以上処理したと説明していますが、会社の示す写真等では周辺へのアスベストの飛散防止に適切な処理を欠いているように見え、環境省石綿飛散防止マニュアルに沿っているとは思えず、周辺住民の健康被害等を心配させるものとなっています。アスベストは静かなる時限爆弾とも言われ、吸引することで20年から40年で肺がんや悪性中皮腫などを引き起こして死に至ると言われていますが、県において現場の調査や周辺住民の健康調査を行っていただきたいと思いますが、どうお考えか環境部長に伺います。

5.また、先の議会での私の質問に対し部長は「法には活断層や深層崩壊という文言が無いことから事業者の出す計画書に基づいて県は判断する」旨の答弁をされましたが、長野県が特に活断層が多く、また深層崩壊の危険箇所が一番多い県という、こうした長野県の特性を反映させた、廃棄物条例の改正をすべきであると提案しますが環境部長に伺います。

3、障がい者福祉について

今年4月からは障害者差別解消法が施行されます。この問題で私は2010年と11年に、当時全国初の条例制定をした千葉県の条例を参考に、本県での障害者差別禁止条例の制定の提案をしてきました。その後県当局は2011年7月から委員17名の「障がいのある人もない人も共に生きる社会を目指す研究会」を設置し、2012年11月には10回の研究会の開催で報告書がまとめられたと認識しています。この報告書では条例制定への思いとして「地方公共団体として条例という形で法的な位置づけがなされることを強く期待している」旨の記述がなされ知事に提出されたとお聞きしています。この4月には富山県でも条例施行されるなど11の都道府県と4市区町村で施行していると聞いていますが、本県の2ヵ年におよぶ研究会の議論による報告書の具体化についてどのようにお考えか知事に伺います。昨年「障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい社会づくり条例」を施行した京都府では肢体、視覚、聴覚、内部、知的、精神の各障害を解説した「心のバリアフリーハンドブック」を作成し府民の啓蒙を1年前から先行して行っています。

1.このたびの手話言語条例の制定も大切な条例であると思いますが、各種障がい者全体に関わるこの障害者差別解消に関わる条例は法の施行に合間って長野県でも行うべきと考えますが知事のお考えを伺います。

2.また4月から障害者差別解消法が施行されるもとで、本県の対応状況はどうなっているのか健康福祉部長に伺います。

3.合わせて学校現場においては今後「知りませんでした」では済まされなくなります。文科省障がい者への「不当な差別的取り扱い禁止」「合理的な配慮の義務化」を言っていますが、学校現場での対応状況について教育長に伺います。次にろで先の議会で私は特別支援学校や特別支援学級での児童生徒の急増について対策を求めてきました。この質問後に20代の障がい者を看ている保護者数人から、「特別支援学校の過密化も大変だったが、卒業後の生活はもっと大変です」と相談が寄せられました。「子どもが成長していくにつれ、親はどんどん歳をとり、自分達が支えられなくなった時のこの子の行く末が心配」「独り立ちは困難ではあるが、グループホームに入れないか探したが空きが無い」と切迫した様子でした。そこでこのように障がい者グループホーム入居希望をしても空きが無いことがいわれるのですが、県では入居希望者の状況と施設の状況はどのようにつかんでいるのか健康福祉部長に伺います。

4.また松本圏域自立支援協議会の2014年調査ではグループホーム利用希望者は、行政と指定相談支援事業所で把握するものだけでも228名にのぼることが判明しています。緊急度の高い人と空きがあればすぐという人だけでも81名にも上っています。グループホームの施設整備が待たれており、全県での調査と施設整備を求めますが、健康福祉部長のお考えを伺います。