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びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

「ヒトラー暗殺、13分の誤算」を見てー。

f:id:biz-m:20160312231840j:image先月でしたが、映画「ヒトラー暗殺、13分の誤算」を見ました。
平凡な家具・時計職人ゲオルク・エルザーがナチ台頭の初期の39年11月8日にヒトラーが戦争を企てる事を見越し、たった1人でヒトラー暗殺を実行しようとした。人生と自由を愛する男が、ナチの全体主義に抗した友人の共産党員が次々と捉えられ、暗黒の世の中に突入していく中、レジスタンス闘士になっていく。政党には属さず、たった1人で実行するも未遂に終わる。すぐに捉えられ暗黒の拷問にも単独犯行と言い続ける。
わかっているだけでも40もの暗殺計画があるヒトラー暗殺計画だが、のちのシュタウフェンベルク大佐によるワルキューレ作戦は二次対戦末期の戦況が悪化する中の事だったそうだが、そうした意味からも、エルザーの計画は中でも異質だったそうで、当時ナチスドイツはクーデターやイギリス諜報部の陰謀説等流布したが、単独犯のまま即死刑にせず長い年月拘留され、結局ヒトラーが死亡する3週間前の45年4月9日に銃殺された。その後もこの事件は2014年にメンケル首相が評価するまで75年間も無視されてきたそうだ。
映画ワルキューレも以前見たので印象深いが、エルザーに対して正義感と理解を示したとされるゲシュタポ刑事局長ネーベはこの事からなのか
ワルキューレ作戦に加担した事でエルザーの一月前に処刑された。

国家が全体主義的な動きが強まり、自由な精神や行動が取り締まりの対象になっていく中、これに抵抗する市民を為政者は抹消しようとし、同時に国際的にも優位に立とうとする。
そんな現在のこの国にも似ているような、かつて来た道に戻っているのではないか。そうならない為に何をすべきか物語っている映画で必見な映画だと思った。