びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

塩尻市東部地区の地質構造を学ぶ

f:id:biz-m:20160529143132j:image27日は洗馬農協や塩筑地区保護司会、また塩尻市議会退職議員の会(OB会)など、総会への出席が目白押しでした。それぞれ祝辞を述べさせていただいたり、懇親会でも様々なお話を伺う事ができ、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
夕方からは産廃処分場計画のある、塩尻東山の地質構造について、信大の大塚教授の講演を聞く事ができました。
2011年の県北部や松本地震、14年の神城断層地震など糸静線に伴い起きている地震の起震断層が塩尻峠を境に北部も南部も調査されているが、肝心な塩尻峠付近は分厚い塩嶺累層のため調べられて来なかったが、近年教授らのグループで調査を行い、かなり詳細に糸静線に並行した多くの南北に走る断層とこれに交差するように東西に走るみどり湖断層が入り乱れている事、激しい活動で破砕帯が広範にあり、熱水変性を受け粘土状になっているところもあり、極めて脆いところもあり、処分場など物性の異なるものを乗せることはどんな変化が起こるか調べられた事がない事。勝弦水盆の水は信濃川へと流れ込むが、長野や新潟の水源の水質を保全する事の責任がある事などお話を伺いました。阪神淡路大震災東日本大震災での造成地の盛土の脆弱さなどもはっきりとしており、とてもわかりやすい講演でした。
私も産総研活断層データベースを頻繁にチェックしているのですが、文科省地震調査研究推進本部でも同様に調査されているのですが、この地域はブランクとなっています。先生は断層が無いわけではなく、調査されていないため空白となっていると説明され、塩尻ギャップと言われるのですが、最近の調査の結果から私はまさしく(活)断層銀座だと思いました。
今後さらに調査がすすみ当該処分場計画地の地質構造が解明される事が期待されます。