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びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

山形県の特別支援教育を視察

f:id:biz-m:20161111221133j:imagef:id:biz-m:20161111221157j:image2日まで文教企業委員会の県外視察に行ってきましたが、今度は党県議団の県外視察で6日の午後から9日まで、山形県福島県〜埼玉県と視察にまわってきました。

山形県庁へは朝一なので、前の日から高村議員、和田議員、そして山口議員と事務局の三沢さんと伺いました。

f:id:biz-m:20161111221326j:image内容としては

①特別支援学校でのスクールバスの運行で、昨年の委員会視察で行った楯岡の特別支援学校での校長先生のでは、市町村との共同で、とてもきめ細かに配車されているとのお話だったので、これを長野県でも出来ないかと調査すること。

②新たな特別支援学校の設置が進められているので、この件をお聞きするために伺いました。

①は県教委の担当係長さんからはスクールバスは山形県は持っていないー。との話で私は????となったのですが、良く聞くと、障害者総合支援法でNPOなどの有償移送サービスが発達し、市町村の制度で無料の所もあるし、1割負担の所など様々だそうで、DOOR TO DOOR で短時間に送迎してくれ、しかも放課後デイなどにもきめ細かに対応されているとのいいます。長野県内では片道1時間半以内を原則として、長い時間と道のり、しかも停留所の広さや駐停車場所の制限からわざわざ保護者が停車場(例えば市役所)に送り迎えしています。その為に保護者は仕事も出来ず、その負担は相当なものです。担当者は「スクールバスが無いので進んだ制度とは言えませんが」と言われますが、どちらが当事者本位でしょうか。私たちは目が点に。私は市町村のデマンド交通などでの対応かと予測をしていましたが、担当係長さんはスクールバスの保有、運行や維持管理への投資は全県でも数億円かかる分を支援学校の運営(建設も)に充てられる。先生の配置もスクールバスの運行に人が取られず、学校での教育に専念できると説明されました。

f:id:biz-m:20161111221352j:image学校の増設は特別な支援の必要な子どもの増加に伴い、平成20年ごろから学校増設の計画を立て、新設は資金も時間もかかるので、子どもが減って廃校や空き教室の出た小中学校に「分校」を作って来ました。分校というのが長野県の「文教室」というのとは大きな違いです。きちんと教頭先生、養護教諭、事務職が正規で配置されます。しかも昨年行った楯岡の学校もそうですが、分校から本校化もしています。

教員の配置が大変である事が予想され和田議員が聞きましたが、「標準法での配置です」と。またまた目が点に。長野県はその標準法との乖離が甚だしく。ここ3年20人づつの増員を行なっていますが、それでも標準法に追いつきません。各県の特別支援教育について視察をしてきていますが、これが同じ国なのか?また県境を越えたというより、国境を超えてしまったと皆異口同音。担当係長さんは知事のリーダーシップが大きいとも言われましたが、県は私たちが何を言っても「いずれ子どもは減る」と、学校の新設どころか、職員室などを潰しての教室確保とそれが足りなければ校庭にプレハブ校舎を作って永久使用、さらには障害種を超えて知的の子を盲やろう学校に不十分な「分教室」を作るなど、長野県の遅れは障害者差別的であると言わざるを得ないと思っています。何とか改善させていかなければなりません。

「学校の新設は5年はかかるが、既設学校の改修なら3年で出来る」と5分校と2学校の改修を5年間に行なっているのとは大きな差が有ります。