びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

北陸新幹線の中野市の高丘トンネル被害調査へ

f:id:biz-m:20170605162127j:image北陸新幹線のトンネル工事による建物の歪み等が発生していた事が明るみになった、中野市安源寺地区を同市出身の武田良介参議院議員と党県議団、中野市議団、長瀬ゆきこ長野1区予定候補らと調査に回りました。

工事は01年から07年の間に行われ、井戸枯れや地盤沈下など被害が発生していたのですが、当時施工した鉄道運輸機構は個別に補償を行い、詳細は不明のままです。
f:id:biz-m:20170605162211j:imageお話を伺った神社の宮司さんは水枯れで樹木が枯れ始め、特に樹齢300年ものケヤキに影響が出ている、建物も歪みが酷く、御神体のある本殿は丁度県宝の申請中で、文化財修理の見積もりの高さもあるが、現況のままでと言われ修理も出来ない状態といいます。地下のトンネルまで深さは20メートル位ですが、通過時には音がするそうです。

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その後、地域住民のお宅では、一旦補償の印鑑を押してしまっていて、その後の影響への補償を求める事が出来ない。と話してくださいました。
トンネル開通から20年近く経過し、既に家の建て替えもされたと思われるお宅もあります。現在も地盤から建物への影響も有るということです。
被害住民の訴えがまとまらないようにしてきた経過なども不可解ですが、詳細な資料提供や説明を行う責務がJRには有ります。
その後、池田中野市長さんとも懇談しました。

市長さんは全く説明してこなかったのではなく、議会では議論してきた。また運輸機構からは水文調査の依頼を受け、専門業者に委託した。ボーリングデーター等は示されていないといいます。

そして、市長からは市としても調査する事と合わせて、例え大勢の人の為の輸送手段でも少数の人の我慢される事はあってはならないと語られました。

f:id:biz-m:20170605165508j:image今回は歪んだ神社の社殿改修にむけた遷座祭(御神体を移す)が行われた事で、トンネル工事の被害が発覚したのだそうですが、既に15年も過ぎており、補償は終わったとされていますが、詳細な情報の公開が待たれると思いました。同時にJR東海の行っているリニア新幹線の工事でも同様であると思います。

実は塩尻の東山の産廃処分場問題では国鉄の塩嶺トンネルのトンネル排土の行き先が処分場であったことが、当時の国鉄の塩嶺トンネル工事日誌に記載されており、付近のボーリングデーター等も含め膨大な資料を見ることが出来ました。国鉄の頃には情報の公開が出来たものが今はどうなのか?かつてのJNRのN(国民、国有)がとれたJRが試されると思います。