びぜん 光正 のあしあと 

長野県議会議員 日本共産党長野県議団 びぜん光正のブログ

古典 家族私有財産国家の起源を再び

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先日映画マルクス・エンゲルスを観ました。

マルクスエンゲルスは盟友であり、エンゲルスによる資金援助によってマルクス資本論を著したのは有名ですが、映像化により具体的に当時の時代背景も含めて深めることができました。

マルクスが「ユダヤ人問題によせて」という1843年に書いた論文について何度か劇中に出てくるのですが、私はその論文を読んだ事がなく、調べてみると共産主義者の宗教観や考え方の基本(宗教否定ではない)がわかります。私は研究者ではないので論じませんが、ごく普通に私も含め共産党員も色んな宗教に入信しています。ただ社会が社会主義共産主義へと発展移行していく際に、「人間的解放が成就した暁には宗教が消滅するであろうが、それは「現在の世界秩序の範囲内」において不可能だ」と書かれている事にある意味で安堵感を覚えるのである。」とあるように、そんな風な観かたをしているとこの映画の凄さというか、次から次へと古典の論文について調べたくなってしまのでした。

幸い学生時代に無理して買ったマルクスエンゲルス全集の学生版(20冊くらい)が本棚に鎮座したままなので、おおかたの主要な論文は持っていると思っています。

中でも映画には出てはいないのですが、「家族私有財産国家の起源について」特に調べたくなったのでした。学生時代の党員の必読文献でしたが、当時は医系学生で専門書に囲まれていて、とにかくこの本は社会科学的ではあるのでしょうが、題名から言って敬遠したい興味が持てない書籍でした。

今改めて読んでみると、エンゲルスの洞察力(元々はマルクスが調べていたそう)は、凄いと思いました。特に2章からの男性・女性の見方というのは考えさせられました。