びぜん 光正 のあしあと 

前長野県議会議員 日本共産党 びぜん光正 のブログ

頑張る清内路村を訪れて

12日の夕方から、石坂団長、和田あきこ県議長野市区予定候補らと清内路村の村づくりの調査に伺う。

清内路村役場 
清内路は人口740人、全戸でも240世帯と非常に小さな村である。96%が山林と、農地は非常にわずかであり、主だった産業もない。04年、村の不祥事が発覚し、村の財政悪化が村民に明らかにされる中、それまで村行政にまかせっきりだったという中に住民自治の精神が芽生えだして、今、「やらまい改(か)えまい懇談会」などの、行政と住民の特色ある、住民が主体性をもった村おこしがはじまりつつある。04年の当時、村長選挙も出る人がいないというような中、候補の擁立を探っていた桜井久江(現村長)さんが自らでざるを得ない状況になったという。(桜井村長さんは全国31人目、在職15人目でかつ県内初女性首長)
現在、他に「役場応援団」・・財政が逼迫している中での役場職員の削減(現在16名と臨時任用2名、ここにさらに県派遣の3名の職員)の中、村民に広報や道路パトロール、修繕など行政サービスの一環をになってもらうというものまた、特産品の開発では特産の赤根大根の「焼酎」の開発販売が当たっているなども。
 12日夜はこれらに関わってこられた住民の皆さんから取り組みの経過や現状などを伺い、また県派遣の職員のみなさんが本当に親身になって(今年はご家族も一緒に移住された職員さんもいる!)村民にもなって村民とともに歩んでおられること、そしてやはり県職としての仕事のノウハウや人脈などがこうした村おこしに大きな力になっていることもお話いただいた。
 13日は早朝より、村長さん議長、副議長(党村議の原利正さん)や村の課長さんたちとの懇談もさせていただき、国が押し付け合併を強制するために、地方交付税(この村はその財源の75%が地方交付税に頼っている!)を削減させる中、県のコモンズ支援金がどれほど役立っているかなど、率直なご意見も聞かされた。
 しかし、700人余りで、特別な産業もなく、農業も急傾斜地でできないなかでは税収も望めず、阿智村などとの合併の話も。それも村内には6年前に14億円もかけて新築した中学校がある(なんと今年の村の一般会計の約2倍!)のに、少子化に歯止めがかからず、阿智の中学への通学も考えなければならない状況であるという。一方阿智の中学は4年後くらいには建て替えが必要であるとも言う。「学校がなくなるということは村が無くなることにつながること」「小規模自治体への地方交付税の拡充と教育特に少子化対策の充実と複式学級の基準の緩和など切実な声も出された。
 
清内路中プール中学校の様子も見させていただいたが、平坦な土地が少ない中、体育館の下の階がプールで、陽があまり当たらないために、加温すると一日1万円の光熱費がかかるというのにはびっくりしたのとなんとも悩ましい話である。

清内路中学 
しかし、少人数学級のため、保健室登校というような状況は全く無いということはうらやましい学習環境。一学年4人とかは寂しいものがあるが、授業風景は「どの子も主役」である。