びぜん 光正 のあしあと 

前長野県議会議員 日本共産党 びぜん光正 のブログ

自立支援ホーム丸太の家・若者自立塾侍学園見学、上田市県政報告会へ

17日、上田市での党議員全員参加の県政報告会のため、藤沢県議と松本で待ち合わせて向う。
 
丸太の家報告会の前、上田市で「自立援助ホーム」を営む「丸太の家」にお邪魔してホームの運営状況等を伺う。
名前のとおり、上田市別所温泉方面の山中にログハウスがありここがそのホーム。
 児童養護施設を出た子ども・青年は多くが頼る家族・親など身寄がなく生活や就業などに困難がつきまとう例が少なくないなかで、生活の場としての「家」の提供そしてボランティアに支えられながら家族的な支援で自立に向うための施設ということ。長野大学助教授の石原さんが代表理事に就かれて、昨年11月から県内初の事業としての運営費を助成されています。
奥さんが1歳のお子さんを連れてホーム長を勤められ、まさしくアットホームな家族的な雰囲気が伝わってきた。
 就業支援するにはここは駅などから遠くて、上田市街地への移転の予定だそうだが、周辺住民の理解を得ることと、やはり土地が借地であることなどからの制約があること。また、このような施設への補助金一般財源化されてしまった時の不安がよぎるとも。
 ちょうど入居者の青年もいたが、家族的な雰囲気の中で生きる力をつかみとってほしいと思った。
 
サムライ学園
 侍学園は厚生労働省が全国に25箇所、今年度は5箇所を認定した、集団生活の中でニートフリーターなど、職に就けない若者を社会参加、就職へとむすびつけていくための施設であり、昨年12月議会でも質問に取り上げたことのある事業である。代表の長岡先生は27歳の時に高校教師を辞め、「無給」+「無休」状態でのボランティア(教え子さん)の支援も得ながらここまでたどり着いたといわれる現在33歳のバイタリティ溢れる青年。ただ、この自立塾、3ヶ月クールで生徒の募集をしていかなくてはならないなど、そのための国への書類の提出など事務手続きの煩雑さなど是非とも、県職員の派遣を訴えられた。またこの3ヶ月クールというのが曲者で、この期間に成果が上げられずにやめてしまっても、再度受けることができない。また、施設側ではもうすぐに就業できそうな青年のみを選りすぐって事業をおこなって一応「成果」を上げているという施設もあるという。これでは結局排除された青年はどうなるんだと訴えられた。
 劣悪な条件下でもこの学園に「本人希望」でスタッフになってもらった6名もアルバイトでつないでいるそうである。短時間であったが青年をめぐる問題に対応する体制の拡充をいっそう厚くしなければと痛感。彼の著書を購入し読みすすめている。
 
 
上田市報告会県政報告会は創造館で行い、ここも会場あふれんばかりの椅子が足りない状況。
 高村県議のプレゼンと県議全員による委員会等の報告と質問タイムでの会場との懇談となった。
 私は今回は農業問題よりも医師不足の問題等を中心に話した。会場からの発言で学生時代から共に頑張ってきた、上田生協診療所のS先生が、ウイルス性肝炎の医療費助成打ち切りの問題を語られた。
 この10月からは入院のみ助成で外来での助成はしなくなるというものである。議会での答弁では、カルテに(フィブリノゲン製剤)使用などの記録があれば助成は継続すると言っているが、現場では既に「10月からは打ち切る」という通知がなされており、混乱しているという。私は治療薬が良くなっているといっても、これらの患者さんたちが個人の責任のみで感染しているのではなく、輸血(水平感染)や親子間の感染(垂直感染)あるいは医療側の問題(県内でも特定地域ではHCV抗体陽性者が多く、かつて医療機関側の注射針の滅菌不良での使いまわしなどが疑われている)で感染してしまったりしていること、そして本日の新聞報道ではB型肝炎の感染も予防接種の集団接種による感染の責任を認めており、こちらの問題でも県の再検討を求めたい。私も以前現場でこの検査を担当していたとき、それまでB型でもA型でもないいわゆる非A非B型肝炎などと言われていて病原体がわからなかったが、この検査を導入したら(当時は検査試薬一滴2000円という高価な検査だった)、これら非A非Bの患者さんの大半がこのC型であり、その陽性率の高さにびっくりしながら検査を行っていた経験がある。インターフェロンの改良が進んでいるようであるが、この病気と治療のために職に就けなかった方々、通勤できなくなってしまった方々、また職場を追われてしまった方々もみてきた。金銭的な理由でこれまで治療してきた人たちの中断を招いて肝硬変・肝ガンなどになることの無いよう、国の責任でもあるがこうした方々への支援は入院、外来問わず継続してほしい。